セミナー名 |
【無料】Artificial Intelligence and Intellectual Property:A Global Perspective |
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概要 |
主催:Marks & Clerk ※使用言語:英語および日本語(英語には日本語同時通訳付き)
<プログラム> 8:45am 受付
9:15am AI in Europe AI に対するヨーロッパのアプローチの概観、2018年11月に発効した「AI に関するガイドライン」を含む欧州特許庁(EPO)審査ガイドラインなど、ヨーロッパの最新法制について解説します。
10:15am AI in Singapore and South East Asia シンガポール特許庁(IPOS)へのAI関連発明アプローチ方法を取り上げます。2019年4月に導入されたIPOSのAIに関しての特許審査基準についてのレクチャー、IPOSでのAI特許出願のファスト・トラックや、審査システムの変化がおよぼす2020年1月1日以降に出願される特許について説明します。 また、AI関連の特許出願審査について、シンガポール以外の主な東南アジアの特許事務所へのアプローチの仕方も解説します。
10:45-11:00am 休憩
11:00am Overview of the Approach to AI in the United States Alice-Mayoの連邦最高裁判所の判決による特許適格性問題や、2019年に米国特許商標庁(USPTO)が公表した審査ガイダンスによる方針変更を含む、AIやMLテクノロジーの概要を解説します。また、AI 発明に対してUSPTOが公開し
12:00 – 1:00pm 昼食(アクアラウンジ、プライベートルームでの立食ランチ)
1:00pm Legal issues in developing AI products オープンソース、サードパーティー・ソフトウェア、そしてライブラリーの使用やAI モデルの使用にあたり、もたらされるリスク管理の説明、データ所有権、著作権、契約について解説します。
2:00pm Difficult Areas to protect in Europe 1 -Natural Language Processing 自然言語処理を使用した製品は至る所に存在し、私たちは毎日の生活の中で、このようなデバイスに触れないことは事実上不可能です。しかし、どんなに高度な技能を持つエンジニアチームがデザインしたシステムであっても、自然言語処理に関する発明をEPOで保護することは困難です。 そこで、このような分野で特許が認められるための合理的なEPOへのアプローチや戦略について解説します。 また、この分野で現在上訴中の案件紹介や、EPOとUSPTOへのアプローチ方法についても比較検討します。
3:00 – 3:15pm 休憩
3:15pm Difficult Areas to protect in Europe 2 -Business Processes EPOで特許が認可されるにあたり、発明の技術的問題を立証しなければなりません。品質監視、事業効率を向上させるためのシステム、流通機構、発注システム、金融システムなどのビジネス方法に関するA I を保護する特許出願は、コスト削減目的での考案が多くあります。しかし、この分野でも有益な特許を取得することは可能であり、特許の認可がおりた成功例をご紹介し、その戦略を解説します。 また、この分野に於ける、EPOとUSPTOへのアプローチ方法についても比較検討します。
4:00pm Guest Presentation-Prof. Motohashi 日本、そしてグローバルな視点からみたAI のイノベーション、特許出願のトレンドについて、東京大学の元橋教授に解説していただきます。
5:00pm – 7:00pm レセプション(アクアラウンジでの立食パーティー)
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開催日 |
2019年12月03日(火)
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開催時間 |
9:15~17:00 (8:45開場) |
会場名 |
帝国ホテル 菊の間 |
会場所在地 |
〒 100-8558
https://www.imperialhotel.co.jp/j/tokyo/access_map/direction.html
<アクセス>電車をご利用の場合 【地下鉄】 |
講師名 |
Dr. Rhian Granleese Partner, ケンブリッジ大学で半導体物理学博士号取得。23年間の経験を経て、現在は一般的な電子工学や物理学の分野に関する技術を主に扱う。また、マシーンインテリジェンス(MI)に対してのビジネスメソッドから複雑なアルゴリズムに及ぶ広いソフトウェア分野の実務経験を持ち、イギリス特許庁、そしてEPOで代理人を務め、EPOでは数多くの異議申立や上訴の案件を取り扱う。
Dr. Tim Hargreaves Partner, 20年の特許実務の経験があり、Marks & Clerkのロンドン、パリオフィスを経て、現在はエディンバラを拠点としている。電子工学、ソフトウェアの特許を専門としており、特許性判断が曖昧なエリアの技術に対して特許権取得、特にA I の種々相、出願に関しての特許ポートフォリオの作成に豊富な経験を有する。
Dr. Michael Moore Partner, Solicitor 17年の経験を有する知的財産法を専門とする弁護士。技術、創造産業のクライアントに対してイギリス、そしてヨーロッパの知的財産権の問題施行、商業化に関する法的な問題について助言をしている。弁護士になる前は、欧州委員会、ブリュッセルのDeloitte & Toucheで知的財産案件を取り扱っており、Managing Intellectual Property からサービス、知識、実績が一流と評価される‘IP Star’に選出。また、IAM Patent 1000、Legal 500 、Who’s Who Legalからも高い評価を受けている。
Jonas Lindsay Senior Associate, ロンドンオフィスに7年間勤めた後、15年~シンガポールオフィス。ソフトウェア、電子工学の特許を専門としており、特にA I やフィンテックのエリアを含むコンピュータ利用発明に注力している。日本語も堪能でシンガポールの特許法やASEAN地域の特許審査についてのプレゼンを日本語で行ってきており、日本でも頻繁に活動している。
Dr. Lara Sibley Senior Associate, Chartered (UK) and 12年にMarks & Clerk電気工学・ソフトウェアのグループに入所。クリプトグラフィー、ビデオ符号化、量子技術、自然言語処理、機械学習、医療機器、ワイヤレスネットワーキング、光学素子、半導体素子など幅広い技術の明細書の作成や特許審査の経験がある。また、ヨーロッパ特許法の標準必須特許にも取り組む。ダラム大学で物理学を学んだ後、ケンブリッジ大学で高度な実験技術、数学モデリングを含む固体物理学の博士号を取得。
Neil M. Batavia Principal, Dority & Manningのソフトウェア特許チームの先導者であり、16年の特許業務の経験を持つ。主にMLとAIの技術に関する特許ポートフォリオの管理、特許出願、オピニオンワークを取り扱い、クライアントへ助言している。自身の深い知識やユニークな経験を活かしてハイテク企業と協同し、革新的な知的財産戦略を立案している。
Joseph J. Probst Senior Associate, 複雑な特許ポートフォリオの管理をし、MLとAIに関して豊富な経験を持つ。コアな機械学習の特許出願(例:新アーキテクチャモデル、ラーニングアルゴリズム)や、機械学習を応用した特許出願(例:自動運転車、カメラ制御オペレーション、画像イメージによる医療診断などの自律ロボット工学)の分野に関して200件以上の特許出願、審査に携わってる。
元橋 一之 東京大学教授 専門は技術経営戦略学。 |
受講料 |
無料 |
定員(名) |
40 |
参加条件 |
※事前のお申し込みが必要です。当日受付にてお名刺を頂戴します。 |
主催・協力 |
主催:Marks & Clerk |
問い合わせ先 |
レクシスネクシス・ジャパン株式会社 |